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リブロ・アセット株式会社のコラム

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高齢者が住みやすい家にするために

2022年04月06日更新

高齢者が住みやすい家にするために
高齢者が住みやすい家にするために

住まいは心身を休めるための大切な場所です。いつまでも安心して暮らせるように、住む人のライフスタイルに合わせて、リフォームをすることも大切です。高齢者のいるご家庭では、いずれバリアフリーリフォームが必要になると思います。

人は年齢を重ねるごとに身体の機能が低下し、今まで住んでいた家でも不便を感じることが多くなるからです。その不便を改善しないまま生活していると、浴室や階段で転倒し、怪我や寝たきりになる可能性もあります。思わぬ事故や怪我を防止するために、さまざまなことに注意する必要があります。高齢者に優しい住まいづくりをしましょう。ただ、ご家族の援助が臨めない場合には、ご自宅というものが終焉の住まいから、ときに危険な住まいとなる場合もございます。

高齢者向けの住宅(サービス高齢者住宅、有料老人ホーム)へのご転居も視野に入れながらご自身のライフスタイルに併せて選んだほうが良いでしょう。

高齢者が住みやすい家とは

バリアフリー住宅の基本は段差をつくらないことと、必要な場所に手すりをつけることです。高齢になると足腰が弱くなるので、ちょっとした段差でもつまずいてしまいます。廊下と部屋や、部屋と部屋との間にある段差を極力なくしましょう。どうしても段差が必要になる玄関や階段などには必ず手すりをつけましょう。身体を支えるものがあるだけでも高齢者の方は安心して暮らせます。この二つを踏まえた上で、必要に応じて各部屋のバリアフリーを考えます。

高齢者の部屋は、一つのフロアですべてが事足りるように一階にしましょう。二階にすると階段の上り下りが必要になるので、足腰の弱い高齢者の方はそれだけでストレスを感じてしまいます。部屋を一階にすることで、居間での家族団欒・入浴・食事などをする際の移動が楽になります。また、部屋の扉が開き戸だと車椅子の方には負担がかかってしまいます。なるべく引き戸を設置しましょう。高齢者は温度差にも敏感です。

暖房のきいた部屋から寒いトイレや浴室に移動するとその温度差でヒートショックを起こす可能性もあります。ヒートショックが起きた際に急激に血圧が上昇すると、脳出血や脳梗塞、心筋梗塞などで死に至る場合もありますから、室内の温度差は極力なくすようにしましょう。住宅の気密と断熱性を高めることの出来る床材や壁材を使用することで、温度差をなくすことが出来ます。


静岡県で高齢者向けのリフォームや不動産売買をお考えであれば、是非弊社へご相談ください。スタッフは福祉住環境コーディネーター、宅地建物取引主任者、相続士などさまざまな資格を持ち、お客様の状況に合わせたご提案が可能です。また、中古住宅や中古マンション、築浅物件などの買取や下取り、査定も承っております。不動産に関するご相談があれば、メール又はお電話でお問い合わせください。

スタッフ
この記事を書いてる人

赤堀 英立(リブロ・アセット株式会社代表取締役)

静岡市内で不動産業を経験し同社代表に就任。
テーマは「住まう人と不動産。地方から始める地域改革。」

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